2018-10-29
宇宙センター便り
H-ⅡBロケット7号機打上げ成功！
9月23日(日)午前2時52分27秒(日本標準時)H-ⅡBロケット7号機（H-ⅡB・F7）により宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機（HTV7)を打ち上げました。ロケットは計画通りに飛行し、打ち上げから約14分59秒後に「こうのとり」7号機を正常に分離したことを確認しました。
そして「こうのとり」7号機は、9月27日(木)午後8時36分(日本時間)にISSロボットアームにっよって把持されました。28日には、ISSとの結合を完了。ISS運用に欠かせない物資や超小型衛星など船外・船内物資がISSに届けられました。
種子島宇宙センター 特別公開2018開催！
11月25(日)種子島宇宙センター特別公開を開催いたします。今年は種子島宇宙センターの最初の打上げから50周年の節目の年となります。そこで普段は公開していない宇宙開発の現場が見学できるのはもちろんのこと、皆様に参加していただける記念イベントなども実施予定ですのでぜひあそびに来てください。本イベントの詳細については、ファン！ファン！JAXA!種子島宇宙センターホームページにて随時お知らせいたします。
ミネルバⅡ１、写真撮影・リュウグウ着地・ホップによる移動成功！
9月21日に「はやぶさ2」探査機から小型ローバMINERVA－Ⅱ１(ミネルバ・ツー・ワン)を分離しました。MINERVA－Ⅱ１はRover-1AとRover-1Bの２機からなっており、２機とも小惑星リュウグウ表面に到着したことを確認しました。
MINERVA－Ⅱ１は、小惑星表面に降りた世界初のローバー(移動探査ロボット)です。また小惑星表面で自立的に移動したこと、写真撮影をしたことも世界初です。MINERVA－Ⅱ１は、「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物」となりました。しかも、２機同時に動作させるという快挙ともなりました。