宇宙センター便り

宇宙センター便り

種子島宇宙センターの歴史

 種子島宇宙センターから初めてロケットを打ち上げてから今年で50年を迎えます。種子島宇宙センターには、ロケットを打ち上げる発射場が3か所あります。最初にロケットを打ち上げたのは、竹崎地区にある小型ロケット発射場で試験用や実験用を打ち上げ、次に30mから40m程のロケットを大崎地区にある中型ロケット発射場から打ち上げていました。そして、現在はH-ⅡA、H-ⅡBの大型ロケットを、吉信地区にある大型ロケット発射場から打ち上げています。このように、種子島宇宙センターには3か所の発射場がありますが、この発射場を作るにあたり、地元の方々の畑や山林の移譲、集落の移転、町道の廃線など多くの協力を頂き、今の種子島宇宙センターがあります。

有人月面基地建設に向けた取り組みがスタート

 宇宙探査イノベーションハブにおけるJAXAとミサワホームの共同研究プロジェクトがスタートしました。「宇宙探査イノベーションハブ」は、国の研究機関であるJAXAと大学、研究所、民間企業など、異分野の知識や技術を活かし、技術力を高めようとする新たな試みです。
 南極昭和基地での建物建設に携わるミサワホームが月面基地建設に向けたそのノウハウを生かしつつ、JAXAとの新たな技術開発に挑みます。月面や火星での建設に向けての取り組みは、地上での未来の住宅造りに向けた記述改新につながることが期待されています。

宇宙科学技術館 GW中開館について

ゴールデンウィーク中は、5月1日(火)~6日(日)まで休まず開館いたします。皆様のお越しをお待ちしております。 

ロケット打ち上げ後の白色粉の降下について

 打ち上げ後に白色粉の降下が予想される場合は、町の防災無線(打ち上げ日の前日及び当日)にてお知らせいたします。白色粉そのものは無害です。できる限り、車は車庫に入れ、洗濯物は屋内に干して頂きますようお願いします。また、車や洗濯物などに付着しても水で洗い流して頂ければ問題ございません。皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いします。